サイトへ戻る

明治生まれとカリー寺。

西正寺檀家の中堂です。

今年古希、70歳となりました。

そんな私のおやじの話しを少し。

明治40年生まれの父は

帰宅しますと、着物に着替え

酒は、ビール1本に日本酒1合

夕食のおかずは酒とともになくなり、

ご飯を漬物とお茶漬けですませ、

箸を湯呑み茶碗の中へ入れると

お茶を2,3回かき回してそのまま箸箱へ、

もちろん、湯呑み茶碗のお茶は新聞を

読みながら飲み干します。

こんな明治生まれは古くて堅物と

お思いでしょうが

さにあらず、頭は柔軟で珍しいものや

新しいものが好きで、

もしカリー寺の話しを聞けば、

いの一番に駆け付け差配していたと思います。

私は差配する力はありませんが、

若い方の邪魔にならないように頑張れたらと思います。

そして、平成の終わりのカリー寺を

新元号のカリー寺に繋げていければと!

そう思っています。

(文・中堂 久)